そのカラクリとは
OECDが先進各国及び新興国のGDP成長率の見通しを発表した。
その一覧を以下に記す。
【OECD各国実質GDP成長率の見通し】
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国名 2008年 2009年 2010年
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日本 -0.7% -6.8% 0.7%
米国 1.1% -2.8% 0.9%
ドイツ 1.0% -6.1% 0.2%
フランス 0.3% -3.0% 0.2%
イタリア -1.0% -5.5% 0.4%
英国 0.7% -4.3% 0.0%
カナダ 0.4% -2.6% 0.7%
ユーロ圏 0.5% -4.8% 0.0%
OECD全体 0.8% -4.1% 0.7%
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【新興国のGDP成長見通し】
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国名 2008年 2009年 2010年
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ロシア -6.8% 3.7%
インド 5.9% 7.2%
中国 7.7% 9.3%
韓国 2.2% 3.5%
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2009年には大きく落ち込みを見せているが、
2010年には底を打つという見通しである。
ただし、この予想表を見る際に注意が必要である。
それは、上記GDP成長は、
「莫大な財政出動を大前提とした数字」ということである。
前例がないほどの大規模なマネー供給をつぎ込んで、
やっとの思いで上記の数字なのである。
もし、国債発行がうまく行かないなど、資金手当にしくじろうものならば、
GDP成長率はマイナス2桁に突入してもなんらおかしくはないだろう。
いつまで続けられるか分からない財政赤字という薄氷の上に載せられた
予想数字であることを踏まえて見なければならないのである。
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