これまで、景気のV字回復期待が盛んにメディアで喧伝され、株価を支えてきた。
だが、投資家たちはそろそろ「根拠無き楽観」に対して、冷静になり、マネーが動き始める可能性がある。
ドル基軸体制を巡って、見逃せない動きがあった。
それは、中国やロシアを始めとする新興国が、保有する米国債の構成を、1年以内の短期米国債に組み替えているという。
しかも、かなり大急ぎで短期米国債にシフトしているのだという。
それはどういうことか?
資金繰りが困難となり、危機的状況に陥っているCITグループ。
債権者側から三十億ドルの緊急追加融資を受け、何とか最悪の状況を回避したかに見えたのだが、早くも事態が急変しているようだ。
以前より話題にのぼっていたSDR(特別引き出し権)が、IMFから2500億ドル分発行されることになった。
IMFの理事会によると、IMFに加盟する186カ国にSDRを配分。
そして、そのうち1000億ドル相当分を、新興国や発展途上国向けに割り当てるという。
2009年6月の雇用統計が発表された。
それによると、失業率は前月より0.1%増加の、9.5%。
非農業部門では雇用者数が前月比で46万7000人の減少となった。
労働人口が、1億5492万人ということから計算すると、
0.1%は、15万4920人にあたる。
OECDが先進各国及び新興国のGDP成長率の見通しを発表した。
その一覧を以下に記す。