ドル基軸体制を巡って、見逃せない動きがあった。
それは、中国やロシアを始めとする新興国が、保有する米国債の構成を、1年以内の短期米国債に組み替えているという。
しかも、かなり大急ぎで短期米国債にシフトしているのだという。
それはどういうことか?
それは、中国やロシアを始めとする新興国が、保有する米国債の構成を、1年以内の短期米国債に組み替えているという。
しかも、かなり大急ぎで短期米国債にシフトしているのだという。
それはどういうことか?
すなわち、米国債に対する信用は、あと1年程度が限度であると判断しているのである。
さらに踏み込んで言うならば、米国債を今後1年以上保有することは、非常に危険だと言うことである。
中長期に渡って米国債を保有していても、償還される前にドル基軸体制が消滅する――つまり、中長期米国債は紙くずと化すと見なしているに等しい。
中国は以前から短期米国債に、資産をシフトしている動きがあったのだが、
他の新興国もそれに倣う形となった模様である。
恐らく、何かしら水面下で大きな動きがあったのではないだろうか。
中国が貿易決済に人民元を普及させ始めていることも、決して無関係ではあるまい。
大量の中長期米国債を保有する日本政府は、果たしてこの潮流を目の当たりにして、どのように動くのだろうか?
コメントする