米国債はあと1年程度しかもたないのか?外貨準備を一斉に短期米国債にシフトする新興国

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 ドル基軸体制を巡って、見逃せない動きがあった。
 
 それは、中国やロシアを始めとする新興国が、保有する米国債の構成を、1年以内の短期米国債に組み替えているという。
 
 しかも、かなり大急ぎで短期米国債にシフトしているのだという。
 
 それはどういうことか?

すなわち、米国債に対する信用は、あと1年程度が限度であると判断しているのである。
 
 さらに踏み込んで言うならば、米国債を今後1年以上保有することは、非常に危険だと言うことである。
 
 中長期に渡って米国債を保有していても、償還される前にドル基軸体制が消滅する――つまり、中長期米国債は紙くずと化すと見なしているに等しい。
 
 中国は以前から短期米国債に、資産をシフトしている動きがあったのだが、
 
 他の新興国もそれに倣う形となった模様である。
 
 恐らく、何かしら水面下で大きな動きがあったのではないだろうか。
 
 中国が貿易決済に人民元を普及させ始めていることも、決して無関係ではあるまい。
 
 大量の中長期米国債を保有する日本政府は、果たしてこの潮流を目の当たりにして、どのように動くのだろうか?

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このページは、橋前勇悟が2009年7月23日 20:03に書いたブログ記事です。

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